自社ホスト · オープンソース(Apache-2.0)

エージェントは置き換えない。運用する。

Agent Fleet は、新しいエージェントフレームワークではありません。チームがいま使っているコーディングエージェントの CLI を、そのまま自社のサーバーで動かし、その周りを引き受けます。隔離されたワークスペース、本物の git worktree、そしてすべてのセッションを起動し、追い、操縦し、費用を数える 1 つの Console です。

いま扱えるエージェント

  • Claude Code
  • Codex CLI
  • GitHub Copilot CLI
  • Antigravity CLI
  • Cursor CLI
  • Kiro
  • OpenCode
  • Muse Code
  • llama.cpp
Agent Fleet の Console。リポジトリのツリーと実行中のセッション、質問しているエージェントの会話ミラー、コミットグラフが並んでいる

エージェントはそのまま。運用は 1 か所に。

いまのエージェントを、そのまま

Claude Code は Claude Code のまま、Codex は Codex のまま。どの CLI も自分のログイン・モデル・振る舞いのまま動くので、チームは使い慣れた道具を手放さずに済みます。9 種類を並べて使えます。

あなたを待たずに進む

セッションはサーバーの上で、それぞれ自分の git worktree で動きます。ノートを閉じても、質問や許可確認はブラウザ、スマートフォン、セッションごとの Slack や Discord のスレッドに届きます。

社内で完結する

1 社 1 配備で、自分たちのインフラの上で動くので、資格情報もソースも会話も外に出ません。コードは公開しているので、暗号化と隔離の実装を自分で確かめられます。

Agent Fleet のある一日

朝に任せれば、夜も止まらない。

日中

  1. 2 つの Issue を任せる

    Claude Code と Codex に 1 つずつ。それぞれ自分の git worktree で。

  2. ノートを閉じる

    出かけても、どちらもサーバーの上で作業を続けます。

  3. スマートフォンから答える

    片方が許可を求めます。依頼はそのセッションの Slack スレッドに届き、そこで答えられます。

  4. 机に戻って確かめる

    セッション一覧で、どれが終わり、どれがあなたを待っているかが分かります。各 worktree の変更はワンクリックで開けます。

夜間

  1. 夜の仕事を頼んでおく

    アシスタントに普段の言葉で頼むだけ。「毎晩 2 時に依存ライブラリを更新して、テストを回して」。

  2. 寝ている間に動く

    スケジュールが止まっているワークスペースを起こし、セッションを立ち上げてプロンプトを走らせます。

  3. 上限で止まっても終わらない

    使用量の上限でターンが切れても、上限が明けると自分で再開します。

  4. 朝には結果が待っている

    実行ごとの結果はスケジュールの履歴に残り、動いたセッションもワンクリックで開けます。

フリート運用

1 つの会話ではなく、フリートとして運用する

チームが何本ものエージェントセッションを同時に動かすと何が変わるか。そして Agent Fleet が何を引き受けるか。

何本ものセッションを同時に

エージェントの種類をまたいで、それぞれ自分の worktree で。作業中か、質問・プラン・許可確認であなたを待っているかが 1 つの画面で分かり、あなたの返事を待っているものは色で目立ちます。

セッション一覧。稼働中のセッションをリポジトリごとに 1 枚ずつカードで並べ、状態チップ・モデル・コンテキスト使用率が載る

ブラウザから追って、操縦する

どのセッションも会話がそのままミラーされます。質問・プラン・許可確認はカードで届き、その場で答えられます。

  • セッションごとの Discord / Slack スレッドから、ボタンで答えることもできます。
  • Console はスマートフォンのブラウザでも使えます。
会話ミラー。エージェントの質問が、選択肢つきの答えられるカードとして描かれている

セッションがセッションを起こす

レビューを別の種類のエージェントに渡し、終わったら報告を 1 本受け取れます。フリート俯瞰図に、誰が誰を起こし、何をやり取りし、いつ動いていたかが描かれます。

フリート俯瞰図。1 セッション 1 レーンを時間軸に描き、子は親の下、セッション間のやり取りは矢印、各レーンに状態チップ

費用を 1 つの物差しで

トークンを機能別・エージェント別・モデル別に、24 時間 / 7 日 / 30 日で。トークンを報告しない呼び出しは「未計測」として数え、無料には見せません。

使用量タブ。30 日ぶんの機能別トークン積み上げグラフ、KPI、機能/エージェント/モデル別の内訳

人がいなくても進む

スケジュール実行は止まっているワークスペースを起こしてプロンプトを走らせます。使用量の上限で切れたターンは上限が明けると再開するので、朝まで止まったままにはなりません。

どのエージェントにも同じルールを

フリート全体のポリシーとメンバーごとの指示を、どの種類のエージェントにもその CLI の流儀で届けます。Claude Code と Codex が自分で溜める記憶はスナップショットを取り、巻き戻せます。

CLI の更新への備え

CLI が更新されても、検証済みの版で動き続ける

エージェントの CLI は数日おきに新しい版が出ます。9 種類に対応していても、その対応が続かなければ意味がありません。

  1. 版を固定する

    どの CLI も、検証済みの版に固定しています。自動更新はオプトインです。

  2. 新しい版は実物で試す

    新しい版が出ると毎日の監視が気づき、その CLI を実際に動かすテストを走らせます。対話画面(TUI)も含めて、Agent Fleet が頼っている振る舞いが変わっていないかを確かめます。

  3. 未検証の版と取り違えない

    「新しい版が出た」ことと「その版がテストを通った」ことは別々に記録します。まだ通っていない版を、通った版と取り違えることはありません。

版の固定とテストの仕組み →

セキュリティ

はじめから自社ホスト

1 社 1 配備で、自分たちのインフラの上で動きます。会社どうしは、共有サービスの中の境界ではなく、配備そのものが別々であることで隔てられます。

  • 自分たちのインフラ

    Docker Compose の Linux 1 台でも、AWS でも。中身は同じです。

  • 隔離されたワークスペース

    メンバーごとに持続するコンテナを用意し、cgroup で CPU とメモリを制限して、ネットワークも利用者ごとに隔離します。Docker を使わない native 版では bubblewrap のサンドボックスです。

  • 自社の IdP でサインイン

    Google、Microsoft Entra ID、Okta など OIDC のプロバイダーで。テナントと member / admin / operator のロールがあります。

  • 契約はメンバーごと

    エージェントの CLI には、メンバーが自分のアカウントでサインインします。配備が AI プロバイダーの資格情報を同梱したり共有したりすることはありません。

  • 秘密は暗号化して保存

    資格情報はエンベロープ暗号化で保存します。ワークスペースごとの鍵を、テナントの鍵で包みます。

  • 確かめられる、隠さない

    Apache-2.0 のソース。セキュリティポリシー(英語)に、脅威モデルと、運用者が理解しておくべき残るリスクを書いています。

エディション

どこで動かすかを選ぶ

まずは Linux 1 台から。タスク単位の隔離が必要になったら AWS へ。あとから選び直すこともできます。

Docker なし

native

WSL2 や個人の Linux で、1 人で使う。ホームディレクトリに入ります。

AWS・小規模チーム

ec2-single

VM 1 台の上の compose。運用の仕方はそのままで AWS へ。

AWS・隔離

ecs · ecs-ec2

タスク単位の隔離、利用者ごとの障害の切り分け、イメージの順次入れ替え。

配備先の選び方(費用つき)→

手元のマシンで試す

native 版は x86_64 の Linux か WSL2 で動き、Docker は要りません。エージェントの CLI には、各メンバーが Console から自分のアカウントでサインインします。

インストーラーの詳細 · チーム向けに compose を立てる

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/k-k1/agent-fleet-dist/main/install.sh | bash
af start
# そのあとブラウザで http://localhost:8099 を開く
Agent Fleet のイラスト。Fleet Control と書かれた灯台のまわりで、コンテナの中のエージェントたちが働いている

ノートを閉じても、エージェントは動き続けます。